株式会社ペンタインは2021年3月より、自社開発の注文書自動処理ソリューション《AICCS(アイクス)》の販売をスタートいたします。
① 《AICCS(アイクス)》とは?
名前の由来は「Automatic Inspection,Correction and Convertion System(自動検証・訂正・変換システム)」です。
FAX等で受領し、PDFあるいはイメージファイル化した書類(注文書、発注書)の記載文字をデータ化し、それが正しく認識されているか検証し、必要に応じて訂正を行ったり、変換を行ったりします。
OCR(光学文字認識)と似たサービスとなりますが、《AICCS(アイクス)》は「OCRが認識したデータの検証、訂正、変換」を主なサービスとしております。OCRとの共存も可能ですし、《AICCS(アイクス)》にはOCR-APIを内蔵しているため、OCR未導入のお客さまにもご利用いただけます。
《AICCS(アイクス)》は以下のような受注における課題から、人の「目視確認」や「システムへの手入力」のタスクを代行し、受注業務をシンプルかつスピーディに変換させるソリューションです。
- お客さまは法人がメイン。定期的に同じ商品の注文をいただいている。
- 受注を自動化したいが、多くのお客さまがFAXなどの紙媒体での発注を継続されている
- 短期間のうちに数百枚以上の注文書を受領、OCRでデータ化するも誤読枚数が多い
- 発注日から納入日までの期間が短い注文が多く、非常にスピーディな対応が必要
- 数量や規格などの誤発注が多い
- 注文品目を自社品番へ読み替える必要がある
- 多くの従業員が、それまでの業務を止めて受注業務に専念しなければならない
- 受注業務へのアサインのため、要員調達に苦労している
など…
② どのように検証・訂正・変換するのか?
《AICCS(アイクス)》は導入フェーズに、事前学習としてお客さま(お取引先さま)ごとに、過去の注文書から注文履歴を学習いたします。
法人向け製品の受注は定期的に同じ商品の注文をいただくケースが多いことに着目し、誤記、誤発注、読み替えが必要な注文を検出、必要に応じて訂正、変換いたします。
企業において、新しく加入した後輩に対し、先輩社員が過去の注文書を見せながら
「このお客さまはいつもこの商品をこれだけの数量で注文されるのよ」
「このお客さまは品目マスタを参照して、正式な品番に読み替えてね」
などと教えることがあると思います。《AICCS(アイクス)》への事前学習はこのような業務の傾向性をレクチャーする行為にあたります。
AICCSに任せればスピーディかつシームレスに、間違いのない注文書のデータ化が可能になります。
③ FAX受注をテレワークで!
COVID-19をきっかけに世の中に浸透したテレワーク。
中にはノートPCの準備ができず、ただの「出社制限」になってしまった企業様もあると思います。
ハンコをなくせ!FAXをなくせ!という声があがりましたが、「そう簡単に言うなよ…」という企業様もいらっしゃると思います。
AICCSは製造業の現場の声から誕生したプロダクトです。
製造業の方々が今のワークフローからなるべく大きく変化させる必要なく、テレワークが可能になる仕組みがAICCSにはあります。
④ 入出力のフォーマット定義は?
《AICCS(アイクス)》は導入フェーズに、お客さま(お取引先さま)ごとのフォーマット定義を行いOCRで読み込むべきデータを学習します。また、出力フォーマットも導入フェーズにて、当社スタッフよりご希望のフォーマットをお伺いし、オーダーメイドで定義いたします。
そのため、「お客さまのフォーマットが変わった」「新しいお客さまが増えて、フォーマットが追加になった」といったケースにも、当社にお申し付けくだされば対応させていただきます。
お客さまには入力フォーマットの定義も、出力データを登録先システムに合わせた再変換も、行っていただく必要はありません。
AICCSは製造業の現場の声から誕生したプロダクトです。
きっと貴社のDX推進に貢献いたします。
もう少し具体的に話を聞きたい
《AICCS(アイクス)》についてのお問い合わせは、是非サービスサイトからご連絡くださいませ。
オンラインでのご説明も可能でございます。
AICCSサービスサイト:https://aiccs.jp