AICCSはOCRと何が違うの?OCR+RPAじゃダメなの?

AICCSはOCRと何が違うの?OCR+RPAじゃダメなの?

AICCSのサービス内容は一見、OCRやOCR+RPAと似ています。
OCR+RPAをオプションとした販売管理システムも存在しますし、OCRとRPAをセットで取り扱う代理店もあります。
OCR+RPAはとても相性の良い組み合わせであることは事実です。
 
しかし当社は、OCR+RPAの仕組みには”穴”があると考えています。
それがこちらの図です。
 

類似サービスとの違い

類似サービスとの違い


 
ご覧のとおり、OCR+RPAによる自動処理には「OCRが誤読する」前提がありません。
OCRの誤読は人の目視チェックが必要になる上に、この図のようなサービスの場合、販売管理システムなどでチェック・修正をすることになります。
 
OCRの文字認識制度が仮に97%だとします。
これは「100枚の書類をOCRに通すと97枚が正しく認識される」ではなく、「100枚のすべてに3%の誤読(認識できない含む)が発生する」ということです(もちろん97%は平均値で考えるべき値であり、実際には100%問題なく認識できる書類も何割かあると思われます)
 
さらにFAXで起こりうるインクの”にじみ”や”かすれ”、紙質の問題などもOCRが誤読をする要因です。
 
AiCCSをご紹介させていただく企業さまのうち、「OCRを試してみた」と仰る企業さまは少なくありません。
そのすべての企業さまが、このOCRの誤読に悩まれています。
(だからこそAiCCSをご紹介する機会をいただけています)
 
AiCCSは”OCRの誤読をAIに検証・訂正させるという考え方”というコンセプトから作られています。
AiCCSの処理フローと、類似サービスのフローを見比べてみてください。
 
AiCCSの処理フロー

AiCCSの処理フロー


 
AiCCSと類似サービスの違いは、OCR後の”AIチェック”にあります。
お客さまの商品情報と、お得意先さまの注文内容の記載傾向を学習したAIが、OCRの誤読を検証・訂正することで注文内容を補完します。
また、注文書に記載した内容から読み替える必要がある品目などを、訂正、変換することも可能です。
 
こうして類似サービスとの違いを述べていくと、あたかもOCR・RPAと競合するサービスのように見られますが、AiCCSはOCR・RPAとの共存が可能です。
何故ならば、AiCCSのサービスの本質は”AIチェック”であり、他社製OCRが出力したデータもまた、AIチェックにより誤読検出・訂正が可能だからです。
 
すでに他ベンダー製のOCRをご利用中の場合においても、AICCSと連携することができますし、AICCSの実行や出力データを販売管理システムなどにインポートする際にRPAを活用するなど、AICCSとOCR+RPAは共存することができます。
 
 
AICCSとOCR、OCR+RPAの違い、お分かりいただけましたでしょうか?
「まだよくわからない」などご不明点がありましたら、お気軽にお問合せください。
 
https://aiccs.jp