AICCSって結局のところ、何をするものなの?
どう使えばいいの?
そんな疑問にお答えするべく、本記事ではAICCSの機能や使い方をご説明いたします。
①準備・学習フェーズ
AICCSは導入前の事前学習によって、OCRの結果検証を行う基準を学びます。
事前に必要なのは「過去の注文書」です。
お取引先ごとに、さまざまな特徴をAIが事前学習し、AICCS導入後はご注文をいただく度に、注文書の検証・訂正・変換を行い、適切なデータを社内DBやERP、CRMなどに登録できるようにいたします。
この導入前のフェーズを「準備・学習フェーズ」と呼んでいます。
②運用フェーズ
注文書がFAXで届きました。
今までの運用では、これを印刷して担当者が確認し、適切な品番に読み換えたり、それを紙に手書きでメモしたりしていましたよね?
最近、担当になったばかりの方ならば、たびたび先輩に確認していたかもしれませんし、お客様に確認のお電話をしていたかもしれません。
AICCSは過去の注文書から「読み替えの必要性」を判断し、実際に読み替えた内容でデータ化します。
”誤って読み取る”懸念も心配いりません。なぜならAICCSは準備・学習フェーズで「正しい品番」を知っていますから、DBやERPに登録できない品番をデータ化することはありません。
「どう読み換えても、過去の履歴にない品番が記載されている」
「FAXの質が悪くて文字が読み取れない」
そんな場合もご安心ください。
AICCSは不明なテキストを見つけたら、必ずデータ化をする前にユーザ様へ通知を行います。
ユーザ(担当者)様はAICCSから通知されたメール内のリンクからAICCSの管理画面に入り、確認と訂正を行っていただくことで、誤ったデータがDBやERPに登録されることを防ぐことができます。
③AICCSの管理画面でできること
AICCSの管理画面では、通知された注文内容のご確認以外にも、現在の進捗などを確認することができます。
つまり、AICCSに受注タスクを任せることで、ユーザ(担当者)様はご自宅にいながらFAXからの受注確認やDB/ERPなどへの登録ができてしまうんです。
もちろん、管理画面からAICCSが処理を行った、過去の注文書をご確認いただくことも可能です。
④受注確認メールもお任せを。
AICCSからユーザ(担当者)様や、発注元のお客様宛に受注確認のメールを送ることもできます。
もし今のオペレーションで、お客様に「受注確認しました」というメールを打っているならば、それすらもAICCSが代行します。
「メールを送り忘れちゃった!」
「メールの宛先を間違えてしまった!」
そんな心配もなくなります。
AICCSの機能や使い方、お分かりいただけましたでしょうか?
「まだよくわからない」などご不明点がありましたら、お気軽にお問合せください。